プログラマーは勉強すればスキル自体は身につきますが、そもそもの向き・不向きのところで挫折する人が多い職業でもあります。
全くプログラミングにも触ったことないけどプログラマーに興味あるという方に向けて、プログラマーに向いている人の特徴や素質を紹介していきます。
未経験でもプログラマーにはなれますが、そもそも向いていない仕事についてもキャリアを無駄にするだけですからね。
目次
プログラマーに向いてる人の特徴
プログラマーに向いている人の特徴を5つほど紹介します。
パズルとか好き
個人的にはプログラミングはパズルみたいなものだと思ってます。パーツを色々作って当てはめていくイメージ。
それぞれのパーツにはちゃんと意味があって、関連しあうパーツを繋ぎあわせた時にちゃんとプログラムが動作すると結構感動したりします。
このようにパーツ毎に分けてプログラミングしていくことを専門的な言葉でオブジェクト指向と言います。(あってるかな?)
オブジェクト指向的な考え方はプログラマーとしては、当たり前のように持っておきたい考え方です。
パターンを見つけるのが好き
1から完全にオリジナルなプログラムを組む際に大事なのが、パターンを見つけることです。1 2 4 8 ときたら次は16と言った具合ですね。
頭の体操なんかでよくあると思いますが、そういうのが結構大事だったりします。こういうのも論理的な思考ですかね。
パターンを見つけたら(作ったら)あとは、数学の式に当てはめてプログラミングしていくだけです。設計の段階で確実に必要になるのがパターンを見つけることで、そういうのが得意な人(苦手意識がない人)はプログラマーに向いていると思います。
コードを書いていて苦痛じゃない
未経験からIT業界に転職を考えてる人に絶対におすすめしてるのが、「一回は自分でプログラムを書いてみてください」ということです。
本当にダメな人だと、プログラムのコードを見るだけで苦痛に感じます。完全に未経験な状態からプログラマーになった人で、研修の期間にコードを書くことが嫌いだと気づいて辞めていく人も結構います。ブラック会社うんぬんの話ではなく、単純にプログラマーとして向いていなかっただけの話です。
初歩中の初歩ですが、プログラミングコードを書いていて苦痛だと感じない人(楽しいと思える人)はプログラマーに向いていると思います。
何時間もパソコンの前にいれる
プログラマーって何時間もパソコンの前に座ってひたすらにコードを書いていくことが仕事です。そもそもタイピングが苦手な人はできないし、タイピングができたとしても「そんな何時間もパソコンの前にいられないよー」という人も向いていません。
ひたすらにガリガリガリガリとコードを書いていける人がプログラマーに向いていると思います。
入門書で挫折しない
入門書すらも読破できない人は絶対にやめておいた方がいいですね。こういう人が向いているという話をしてきましたが、最も簡単な指標が入門書です。未経験の方は何でもいいですからまず入門書を一冊買ってください。参考までにわたしが最初に買った参考書は「やさしいJava」です。
こういうプログラムの入門書を1冊やりきれないのであればプログラマーには向いていません。潔く諦めたほうが自分のためですね。
IT業界全体で見ると
プログラマーはIT業界の1つの職業です。ですからプログラマーとしての適性も大事ですが、IT業界での適性も持っておく必要があります。
いくつか紹介しますので、自分の根底に備わっているか確認してください。
好奇心がある
IT業界はまずこれです。好奇心がないとやっていけません。対極にあるのは、無関心ですかね。
どんどん新しい技術が入ってきて、いまだとドローンやIoT、人工知能などです。プログラマーに特化していうと、Androind、iOSなどのスマホアプリの台頭によって当確を現してきたObject-CやSwiftといったプログラミング言語。
こういった新しい技術に敏感に反応して「なんで流行ってるんだろう」「どういう技術が使われているんだろうか」といった興味、関心を持てる人材しかIT業界では生き残っていけません。
主体的に行動できる
誰かからの指示を受けてからしか行動できない人はIT業界にはいりませんね。好奇心の話でもちらっと話しましたが、興味・関心をもったことに対して自分から調べて試したり実践できる人が求められます。
IT業界の求人を見るとよく分かります。多くのIT企業では希望する人材に「セルフスターター」と書かれています。つまり自主的に行動できる人ですね。
プログラマーへの転職は向き不向きで決めた方が幸せ
プログラマーへの転職を考えている方は、自分がプログラマーに向いているかどうかで決めることをおすすめします。なぜなら向いていないプログラマーはおそらくすぐに辞めてしまうからですね。
IT業界は未経験でも雇ってくれる企業が多いですが、多くの企業は適性を見ます。つまりは、プログラマーとして向いているか向いていないかです。
向いていない職種で働き続けるほど不幸なことはありません。企業の形態がブラックとか関係なく勝手に精神を病んで辞めていく人もいます。
プログラマーを目指している方は、現時点のスキルうんぬんより、まず自分にプログラマーとしての適性があるかどうか考えてみるといいでしょう。