ブラインドタッチは当たり前!SEに転職するならタイピング速度は必要ですよ

    2019.06.30

「ブラインドタッチできますか?」

こんな質問はSEの面接ではされません。なぜならIT業界ではできていてい当たり前の業界だからです。

昨今は「効率化」や「生産性」といった言葉がトレンドになっていますが、SEにとっての効率化の基本中の基本はタイピングにあります。(あまりに基本すぎるがゆえに誰も教えてくれません・・・。)

200文字を1分で打てる人と、同じ200文字でも5分かかる人であれば、5倍もの生産性の差が生まれるのです。

SEはメールや文書作成、プログラミングといった多くの場面でタイピングが必要となる職業です。その基本となるタイピングスキルが乏しいと、仕事が早くなる訳がありません。

ということで、SEへの転職を目指している方は、絶対にタイピング速度を上げるトレーニングをする必要があります。

わたしが実際にやっていた方法を元に、
タイピングの基本の考え方から、トレーニング用のサイトなどを紹介していきますので、ぜひ、勉強してみてください!

キーボードの配置を覚えろ!

まずは、キーボードの配置を何がなんでも覚えてください。

「a」がどこにあって「p」がどこにあるか分からないと、いちいち探さないといけませんよね。

ということで、まずはキー配置の暗記することからスタートします。

わたしがやっていたトレーニング方法としては、夜寝る前に目をつぶり脳内にキーボードの配置を思い浮かべてました。

「a」「 i」「u」「e」「o」

「ka」「ki」「ku」「ke」「ko」

といった具合です。アルファベット順に思うかべるより、実践的でこっちほうがいいかと。

指の配置を決めろ!

次に、各指の役割を決め手ください。

人間には10本の指がありますが、全部使います!

汚い絵で恐縮ですが、ざっくりとこんなイメージです。

【左手】
小指・・・「1」「Q」「A」「Z」より左側全般
薬指・・・「2」「W」「S」「X」
中指・・・「3」「E」「D」「C」
人差し指・・・「4」「R」「F」「V」「5」「T」「G」「B」

【右手】
小指・・・「0」「P」「+」「?」より右側全般
薬指・・・「9」「O」「L」「>」
中指・・・「8」「I」「K」「<」
人差し指・・・「7」「U」「J」「M」「6」「Y」「H」「N」

親指・・・エンターキー

とにかく、この配置を覚ええてください。
こうやって見ると小指の稼働率が半端ないことが分かります。おそらくブラインドタッチしてこなかった(もしくはタイピングが遅い)人は小指は使ってこなかったと思います。

わたしもそうでしたが、最初は小指使うのが気持ち悪いですし、力が入らずに上手く押せません。

こればかりは口頭だけで伝えることはできないので、・・・頑張って小指を使うようにして慣れてください。

イメージトレーニングと反復練習

ブラインドタッチを習得する上で一番大事なのはイメトレだと個人的には思っています。

ブラインドタッチやるぞと決めて、キーボードの配置や指の配置をある程度覚えたら、寝る前とか目をつぶって、頭のなかでキーボード思い浮かべてタイピングしてました。

例えば、「か」だったら、仰向けに寝て手のひらを下にして布団の上で、「k」の位置を意識しながら右手の中指をトンっ、「a」の位置を意識しながら左手の小指をトンっ、と。

それを、和音を「あ」から「ん」まで全部打つとか、アルファベットを「a」から「z」まで打つとか、適当に好きな言葉(「horikita maki」)を打つとか、

そうやって頭のなかでキーボードを思い浮かべて、指の配置もイメージして指を動かしながらやってると、リアルでやる以上の練習になります。(と思ってるだけかもしれませんが。)

イメトレの大事さは、わたしの大好きな長友選手も言っていることで、イメージできないことって本番でできる訳がありませんよね。

実際にやるのも大事ですが、イメトレの効果はかなりあると思います。

で、イメトレできるようになったら実際にやってみる感じですね。

実践 ~指の配置編~

それでは実践していきましょう。

タイピングサイトとかありますが、最初の練習はメモ帳など自分のペースでできるものがいいです。タイピングサイトの場合は、焦ってしまい前の打ち方に戻ってしまう場合が多いです。

イメトレと実際の入力は平行して行うと相乗効果で早く上達します。

例)指の位置を確かめながら「あ~ん」までを入力

メモ帳のトレーニングで大切なのは、正しい指で入力することです。タイピングの時間は意識せず、まずは10本の指を使って間違えずに全部入力できることを練習します。

「あ、今指間違えたな」って思ったら消して打ち直すとか、ゆっくりでも時間かけていいから正しい指でキーを押していかないと、すぐにもとの打ち方に戻ってしまいます。

ここまでのトレーニングは指の配置を正確に体に染み込ませるためのトレーニングです。

実践 ~速度編~

ある程度、指を正確に使えるようになってきたらタイピングソフトで速度を鍛えていきましょう!

速度を鍛えるにはとにかくタイピングしまくることが一番です。パソコン上でオンラインチャットをやりまくっている人は自然と早くなる傾向にあるようで、つまりはタイピングした数と速度は密接な繋がりがあると言えます。

タイピングしまくれて、かつ速度も計ってくれるおすすめのタイピングソフトを紹介します。

イータイピング

速さの基準は、「S」以上です。IT業界で働くには、ここが最低ランクだと思ってください。

タイピングが終了すると結果を表示してくれます。レベルのところに「A」とか「S」とか出るので、ぜひ「S」を目指してがんばってください!

ちなみに久しぶりに今やってみたら「Good!」でした。

イータイピングでの主要なランクは以下の通り。「S」をクリアしたら「Good!」より上の未知の領域目指してみましょう。

スコア レベル
300〜
277〜299 Good!
260〜276 S
243〜259 A+
226〜242 A
209〜225 A-
192〜208 B+
175〜191 B
158〜174 B-
141〜157 C+

まとめ

  • キーボードの位置を覚える
  • 指の位置を覚える
  • イメトレ
  • メモ帳で練習(指の配置を体に染み込ませる)
  • タイピングサイトで速度を上げる

指の位置を覚える → 速度を鍛えるの順番はとても大切で、指の位置がめちゃくちゃなまま速度を上げても腕や指への負担が大きくなり、結果的に疲れやすく長い目で見ると非効率的になりかねません。

正しい指の配置でスピードを上げ、ブラインドタッチを見せつけて他業種の人にドヤ顔しましょう。

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