未経験からSEになるために必要なスキルの勉強方法を5つ

未経験からSEを目指すためのプログラミングの勉強方法について紹介します。

最近は「未経験可」という求人を多く見るようになりました。これは、IT業界の人材難の高さを表している裏返しでもあるのですが、要するに未経験であっても中途で入れないと人が足りない・・・、そんな現状が今のIT業界です。

ただし、注意しないといけないのが、

未経験と知識ゼロは全然意味が違うということです。

求人票で「未経験可」にチェックをつけて検索するとたくさん出てくるので、プログラミングとか分からなくてもSEになれると勘違いしてしまいがちです。
SEの求人で言うところの「未経験可」というのは、企業の本音も交えて具体的に言うと、

「独学やスクールで勉強したことはあるけれど、実務としては未経験という意味です。

未経験からSEを目指す方はその辺りを間違えると、面接などで恥を書くことになります。わたし自身も未経験で応募したにも関わらず「プログラミング言語は何が使えますか?」という質問を普通にされました。

ですので、SEになるためには最低レベルの勉強は必要ということです。

勉強方法は色々あります。目的別にメリット、デメリットを紹介していきますので、ご自身の目的に合った勉強方法を選んでください!

0、 独学

大小の量の違いはあれど、独学はIT業界に入る以上は絶対にできないといけないものです。なぜならSEという職種は一生勉強を続けないとすぐに置いていかれる仕事だからです。

未経験から転職するのであれば、まず基礎知識が圧倒的に不足しているので、仕事をしながら日々覚えていかなければいけません。おそらく最初は会話の中の単語の意味がわからないことでしょう・・・。

また、ITという業界はとても進化スピードの早い業界です。新しい技術はどんどん誕生して、その度に、知識を取り入れていかなければなりません。数年前の技術は今では使い物にならない可能性だってあります。それくらい早いのです。

ですから、スクールや会社での研修などで勉強するのもいいですが、基本として独学で勉強できる人でないと長い目で見た時に辛いはずです。

情報化社会の今、インターネットや書籍、無料、有料、問わず自分で学べる環境は揃っています。SEになろうと考えているのであれば、プログラミング関係の本一冊買ってみるくらいの行動はしてみるべきではないでしょうか?

1、書籍

書籍が優れているのはあるテーマに対して体系的にまとまっている点です。

例えば、初心者向けのJavaの本であれば、知識ゼロの初心者がちょっと初心者を抜け出せるかもしれない、くらいのところまで分かりやすく説明してくれます。

はじめての内は何冊も読む必要はなく、これだと決めた1冊があればそれを擦り切れるまで何度も読む(実践も含めて)のが理想的です。1冊の内容も理解できていない癖に無駄に本の量だけ増やして結局どれも中途半端という状態が最悪です。(実際にそういう人が多いのも現実です・・・。)

学びたいテーマを決め、本を選び、ひたすら読みまくる。これを徹底してください。

電子書籍が流行ってますが、IT系の技術書だけは、本屋に行って立ち読みして自分にとって分かりやすいと思う本を選ぶことをおすすめします。

2、インターネット(学習サイト)

プログラミングの学習サイトはたくさんあって、動画を見るだけで学べるサイトもあれば、実際にタイピングでコードを入力しながら学べるサイトもあります。「プログラミング 学習サイト」などで調べるとたくさんでてきます。その中から自分に合うものを選ぶといいでしょう。

わたしの圧倒的おすすめは「ドットインストール」です!

関連 → 脱初心者!プログラミングを独学で覚えられるサイトと勉強法

3、 スクール

プログラミングが学べるスクールはたくさんあります。最近は、IT企業が研修の一環として無料で開校しているスクールもありますね。

スクールに行くメリットは3つあると思っていて、

  1. 受け身でいられる(から気楽)
  2. 転職支援付き
  3. みんなと頑張れる

独学と違い、スクールのメリットは人と接しながら学んでいける、かつ卒業のタイミングで転職支援してくれる所が多いということです。

特に、勉強の目的がSEへの転職であれば、「転職率99%!」みたいなスクールに通うと最短ルートで転職が成功できます。

金額が安くないスクールが多いので、通う先は慎重に決めた方がいいでしょう。

無料のスクールについては、以下にまとめていますのでスクールに興味のある方はまずは無料スクールから検討してみてください。
関連 → 無料で勉強!しかも転職サポート付き!プログラミングのスクールまとめ

4、職業訓練

スクールに近いですが、こちらは国(ハローワーク)が運営している転職支援のサービスです。財源は雇用保険なので、支払っていた方はぜひとも活用してください。むしろ支払わないと損した気分になりますね。

職業訓練のメリットとしては、無料どころかお金をもらいながら勉強できるといったところにあります。(※ 本人、もしくは世帯収入が少ない人に限りますが。)

ハローワークが運営しているので、職業訓練を卒業した後の就業も紹介してくれたりします。しかし、60%程度とそんなに高くないです。

個人的には、ハローワークの求人の質はかなり低いと思っているので、職業訓練だけ受けて民間の転職サイトなどから転職先を探すのが賢い選択です。むしろそういう人が多いからこそ、60%という転職率なのかもしれません。

関連 → 職業訓練でプログラミングを勉強してIT業界へ転職する!

5、資格

SEへの転職に必要な資格はありませんが、もっておくと有利になる資格はあります。

代表的なのが、基本情報技術者試験

IT業界に勤めている人なら知らない人はいないほどの有名な資格で、国家資格なので、取得できるとけっこう嬉しかったりします笑

なぜこの資格がSEへの転職に有利になるかと言うと、ITの知識を広く扱っているので、この資格を持っていると最低限のIT知識がる人という証明になるからですね。

未経験からの応募で、基本情報技術者試験の資格持っている人と、持っていない人が来たら、大抵の場合は資格ある人を選びます。

また、資格を持っているということは、ちゃんと自分で勉強できる人という証明にもなります。IT業界は自発的に勉強できる人が好まれます。

転職までに時間があるなら、基本情報技術者試験を勉強してみてはいかがでしょうか

関連 → 知識ゼロから合格する!基本情報技術者試験の勉強法と対策

まとめ

未経験からSEになるための勉強方法を紹介しましたが、注意してほしいのは勉強が目的にならないようにすることです。

あくまでも目的はSEへの転職が成功することであり、その過程に勉強があります。

そう考えると、職業訓練だったりスクールを選択して卒業後の転職支援を受けることは理にかなってます。

個人的には、スクールに通いつつ独学が最強だと思います。せっかく先生がいるのだから、ただ教えてもらうのではなく、自分で勉強してつまずいた内容を聞いてみる役割に使ったほうがお得ですよね。

どの勉強方法を選択するにせよ、SEという職種では勉強し続けることが必須です。まずはSEへの転職が目標ですが、入社後もさらなるスキルアップのための勉強を続けていってもらえると幸いです。

知識ゼロから合格する!基本情報技術者試験の勉強法と対策

ITエンジニアの登竜門的な資格である基本情報技術者試験。略称として「FE」と呼ばれたりします。

IPA(情報処理推進機構)が運営している国家資格であり、持っていると一定以上のIT知識を持っていることの証明になります。難易度としては一番優しいレベルとして設定されていますが、それでもかなり難しく合格率も20%程度です。

ちなみに、基本情報技術者試験より1ランク下にITパスポートという資格がありますが、技術者よりは技術の利用者寄りの資格ですので、ITエンジニアを目指す方は取得する必要はありません。評価もされません。

わたしはIT知識ゼロの状態から勉強をスタートしたので、何から何まで全て難しかったです。全部暗記するくらいの勢いで勉強してました。だいたい日数にして3ヶ月程度は毎晩1時間から5時間程度(日によって結構バラバラ)勉強していて、見事一発で合格することができました。(点数はギリギリでしたが・・・)

そんなわたしの経験も踏まえて、今現在、IT知識がなくても基本情報技術者試験に合格する勉強方法と対策をお教えましす。

何から勉強したらいいか分からない方は、ぜひ参考にしてください!

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脱初心者!プログラミングを独学で覚えられるサイトと勉強法

プログラミング学習は最初が肝心です。多くの人は初心者レベルにもなれずに挫折していきます。

わたし自身、IT業界への転職を機にプログラミグ言語の勉強を始めました。今では、システムエンジニア5年目でそれなりに色々な知識があります。自分が初心者だった頃の勉強と今の自分の知識や考え方を交えて、これから「プログラミングを勉強したい」と考えている方に対して独学でプログラミンを勉強するための方法を紹介していきます。

できるだけ挫折しにくいように説明していきますので、頑張ってついてきてください!

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プログラマーに向いてる人の特徴と素質

プログラマーは勉強すればスキル自体は身につきますが、そもそもの向き・不向きのところで挫折する人が多い職業でもあります。

全くプログラミングにも触ったことないけどプログラマーに興味あるという方に向けて、プログラマーに向いている人の特徴や素質を紹介していきます。

未経験でもプログラマーにはなれますが、そもそも向いていない仕事についてもキャリアを無駄にするだけですからね。

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ブラインドタッチは当たり前!SEに転職するならタイピング速度は必要ですよ

「ブラインドタッチできますか?」

こんな質問はSEの面接ではされません。なぜならIT業界ではできていてい当たり前の業界だからです。

昨今は「効率化」や「生産性」といった言葉がトレンドになっていますが、SEにとっての効率化の基本中の基本はタイピングにあります。(あまりに基本すぎるがゆえに誰も教えてくれません・・・。)

200文字を1分で打てる人と、同じ200文字でも5分かかる人であれば、5倍もの生産性の差が生まれるのです。

SEはメールや文書作成、プログラミングといった多くの場面でタイピングが必要となる職業です。その基本となるタイピングスキルが乏しいと、仕事が早くなる訳がありません。

ということで、SEへの転職を目指している方は、絶対にタイピング速度を上げるトレーニングをする必要があります。

わたしが実際にやっていた方法を元に、
タイピングの基本の考え方から、トレーニング用のサイトなどを紹介していきますので、ぜひ、勉強してみてください!

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SEとして働く上でおすすめの資格一覧!国家資格は必要?

SEには取得しておかなければならない資格は存在しません。しかし、転職が優位になる資格や昇進に関わってくる資格は存在します。

IT系の資格は幅が広く、国家資格からベンダー(一般企業の)資格まで数多くの資格がありますが、不用意に手当たり次第受けるよりも明確な目的を持って取得すべき資格を選ぶとよいでしょう。

ここでは、転職に役立つ資格、SEとしてキャリアを積む上で必要な資格を一覧で紹介します。おすすめの資格ばかりですので、自分のなりたい姿と照らし合わせながらご覧ください。

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SE(システムエンジニア)に必要な5つのスキル

SEとしての経験から必要と感じるスキルについて列挙しました。技術的なスキルは除いて、人としてのスキルに限定しています。

  • IT技術に対する興味・関心・好奇心がある
  • SEという仕事が好き
  • 変化に柔軟に対応できる
  • 対人コミュニケーションがある
  • 問題解決能力がある

どれか1つだけあればいいという話ではなく、全部必要です。それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう!

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プログラマーになるには未経験でもいいが知識なしはダメ!

IT人材不足が深刻で未経験でも求人を出している企業がたくさんあります。

「なーんだ、自分でもなれるじゃないか!」とウキウキする方もいるかもしれませんが、誰でもなれるわけではありません。

もちろん求人は嘘を付いていません。未経験でもなれます。しかし、プログラミングの「知識なし」ではなれません!

この辺を勘違いしてはダメですね。未経験でもOKだから誰でも入れるんだと思いがちですが、未経験というのはあくまで「業界を」未経験という意味です。「プログラミングを」未経験という意味ではありません。

では、どれくらいの知識があればいいのでしょうか?その辺りを詳しく説明していきます。

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職業訓練でプログラミングを勉強してIT業界へ転職する!

未経験から独学で勉強してシステムエンジニアに転職したわたしですが、今振り返ると職業訓練を受けていても良かったなと思っています。

以前はハローワークで転職する人をバカにしてましたが、ハローワークが運営する職業訓練に関しては中々いいなと・・・笑

職業訓練の何が素晴らしいって、「お金をもらいながら勉強できる!」ってところですね。わたしは参考書を買いまくってたので、お金にして数万円は使いました。いつだって無知は損をするんですね。

職業訓練の財源は雇用保険です。会社に勤めていて雇用保険を払っていたなら元を取るためにも受けたいですし、今では不思議なことに雇用保険を払っていない人でも職業訓練を受けられるようになっています。なんというガバガバな制度なんだ・・・。

ということで、他業種などからIT業界への転職を考えている方は、職業訓練を利用して無料でプログラミングを勉強して転職するのも1つの選択肢になるのではないかと思います。

職業訓練の仕組みから勉強できる内容まで分かりやすく解説していきます。

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無料で勉強!しかも転職サポート付き!プログラミングのスクールまとめ

今やプログラミングは、お金を払って学ぶ時代ではありません

無料で支援と聞くと真っ先に思い浮かぶのがハローワークが行っている「職業訓練」ですよね。一昔前は、職業訓練で勉強するか独学で勉強するかの2択しかありませんでした。しかし最近では、多くの民間の企業が無料でプログラミングを学べる環境を作ってくれています。

プログラミングを勉強したいなら、無料のスクールを活用しない手はありません。自分で勉強するより知っている人に教えてもらったほうが学ぶスピードは早いです。これはSEに就職した今もわたしが一番大事にしている考え方です。「分からないことは知っている人に聞いた方が早い。」

ということで、無料のスクールで講師を質問攻めにしてやりましょう!

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